〈Spin off〉Theater Class 2
Theater Class1の記事から早4週間!!(早っ…)
Theater Classは日々快調に授業が進んでいます。
Introduction to Theaterという名の通り、1quaterで演劇に関わる様々なものを浅く広ーくやるという授業で、まずはActingから始まりました。
2人1組のペアで2~3分の台本を探し、2月中旬に発表するというもので、
私と私の友人(英語がたどたどしい私とペアになってくれてありがとう…毎日土下座したい気分です涙)はデヴィッド・リンゼイの『Wonder of the World』のラストシーンを選びました。
安易な考えだった私は「何だかんだでTrifflesもネットに和訳載ってたから、行けるでしょ!」と、それでいいよ~なんて言っちゃったんですが、どこにも和訳なんてものはなく(当たり前だ)、怒涛の和訳作業が…現在進行しています(笑)
「Wonder of the World」はコメディーで、なぜかナイアガラの滝に酒樽で流されていて滝に落ちる寸前!!というシーンをやることになりました。
まずは2人で感情を入れずにゆっくり読むレッスン。
次は「Talking&Listening」というレッスンに入ります。
と、このお稽古からまさかのクラス全員の前でやる!というドキドキの展開。
Talking&Listeningは台本を見て台詞をその場で覚えて、相手の目を見て話す、自分の台詞が誰に向かうかを丁寧に確認するためのレッスン。
しかも、自分が相手を見ていればいいというわけではなく、相手も自分を見ていなければいけない…これが難しい。どのチームもうっかり相手の台詞の時に、手元の台本をチラ見しては先生に止められていました。
私はというと、まずパッと台本を見てもネイティブでは無いので、一文まるまる暗記することがほぼ不可能…。日本語で書いてあれば「あ~こんな感じだったかな」と帳尻を合わせてアドリブも可能だけれど、全くそれが出来ないので、クラス全員の前でテンパりにテンパってどうこのレッスンを乗り切ったか記憶がありません(笑)
終わってからペアの子に「Good job!」と言ってもらえるまでは鬼の形相だったに違いない…(笑)
ちなみに台本の自分の台詞にマーカーを引くのはダメという指導を受けてきているので、(自分の台詞だけに関心がいくから)引いて!と言われた時はややモヤっとしてました…。
次のレッスンは「Blocking」。
台本重視っぽいことを言っていたので、シーン分けか、と思っていたら段取り(立ち位置とか)をつけることだった!というまさかの勘違い。
そしてBlockingももちろんクラス全員の前でやります。恐ろしい。
段取りと言いながらもやや演技指導が入ってきます。ここはこんな動きで、と先生に言われながらちゃんと演技を…。
ここをこうしたら?という意見が生徒からも飛んでくるので、理解するのに必死です。
恐怖過ぎてへっぴり腰になっていたにも関わらず1番目に当たり(笑)
あっさりナイアガラの滝に放り出されてしまいました。
さすがの私も「Talking&Listening」ほどのテンパりもなく、普段日本で芝居をしている時のような楽しさが蘇ってきたので良かったです。
このレッスンで超重要視されていたのが「Cheating out」。
演劇をやる上で基本中の基本、体をお客さんのほうに開くことをCheating outと言っているようです。
クラスメイトがBlockingをやっている最中に、観客の生徒から"Cheating out!!" "Face!!"と指摘が飛びます。
これと並行して「Taming of the Shrew」(シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」)の劇評を5本読んで感想という課題もあり、演劇関連の英文をひたすら読む日々です。
好きな演劇を学びながら英語の勉強ができるというのは本当に面白い!
長いこと演劇をやってきましたが、授業として演劇を習ったことがないので、とても新鮮な毎日を送っています。
授業はまだまだ続きます…!(気付いたらMidterm Testが迫っている!!)