まりそのShow Must Go On

演劇/コンサートの記録用ブログです。

Vivaldi Four Seasons

Seattle Symphony
Vivaldi Four seasons
@ Benaroya hall
20:00〜

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本日はシアトル交響楽団のヴィヴァルディ四季🌸

 

人生史上最高のコンサートでした‼︎‼︎👏🏻

 

大学が終わってからシアトル市内にくりだし夕飯にパイクプレイスチャウダーを‼︎

 

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超絶品なのでシアトルにいらしたら是非👍🏻12$でもう食べれない…ってくらいの量の美味しいクラムチャウダーが食べれます😊味も4種類‼︎

 

そしてBenaroya hallへ✨
とても綺麗なホールで2回席からのシアトル市内の夜景がステキ‼︎

 

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開演するとまずは少人数編成のコンチェルト
指揮者のドミトリーシンコフスキー、とても表現豊かでオーケストラも観客も惹きつける魅力のある人だなぁと漠然と思っていたら

 

2曲目、何故か指揮台が出てこない…あれ?何かがおかしいぞ…と思いつつ聴いてると、突然振り返って歌い出すシンコフスキー…


え…何が起こってるの?…と状況を理解するまでにだいぶ時間がかかって、あ…これ「歌い振り」!?😳😳


オケに背を向けて背中と呼吸と細かい手の動きで歌い振り、衝撃的すぎて!

 

彼は指揮者兼カウンターテナーだったんです…多才…

 

そして曲が終わるとスタンディングオーベーション👏🏻まだメインの四季始まってないのにこの盛り上がり…すごい…
と思っていると拍手しながら隣のお客さんが「彼すごいわよねぇ、これでバイオリニストなんでしょ?」と…


まさか……


休憩を挟んでメインのヴィヴァルディ四季。


あれ?シンコフスキーいないな…普通に指揮するのか…と思っていると

 

バイオリンを持って登場…‼︎‼︎‼︎(会場のボルテージMAX)

 

いやぁぁぁぁ…嘘でしょ…と声にならない悲鳴…(笑)

 

つまりバイオリン弾きつつ指揮を振る「バイオリン弾き振り」😱😱

 

衝撃的すぎてポカーン。。。

 

そして譜面台2つ、指揮用(後向き)、バイオリンソロ用(前向き)、演奏しつつ自分でめくりながらいとも簡単にオケをまとめていく…

 

しかも驚くべきことに、ソロを弾くだけでなく、オケパートも一緒に演奏、さらに、1stバイオリン、2ndバイオリン、ビオラを器用に弾き分けて弾き振りしている………なんだこれ……

 

そしてバイオリンを弾いていて腕が使えないので全身で指揮、足で表現したり、屈んだり、伸び上がったり、もはや踊り‼︎‼︎(笑)

 

しかもただ器用なだけでなく、本人なりのアレンジの効いた「四季」

 

ベーシックな四季と比べたら「大味」な演奏なのだけれど、それがいいメリハリになってお客さんを惹きつけ続けるエンターテイメント性に富んだ作品に。

 

ヴィヴァルディの四季という曲で最高の遊びをしている、これは音楽の本質をガッチリ捉えた「遊び」なんだなと演奏中ずっと思ってました、すごい。

 

そしてシンコフスキーが全身で指揮をすることの相乗効果で、オケも全身で弾いている…キラキラしてる…舞台にいる全員がとても楽しそう…「曲が生きてる」

こんなに四季折々の景色を感じられる演奏を初めて聴きました🌸

 

あぁ音楽ってこうやって「楽しむ」ものなんだと、クラシックが好きな人もそうでない人もどちらも惹きつけて離さない素晴らしい演奏でした👏🏻

 

クラシックを聴かない人、敷居が高いと思っている人に是非「聴いて、観て」ほしいなぁ😊

 

夏の1楽章ですでにスタンディングオーベーションで、全曲終わった頃には恐ろしいほど盛り上がってました👏🏻👏🏻

 

あまりの興奮に長くてまとまりのない文章になっちゃいましたがお許し下さい🙏🏻最高の夜でした‼︎✨✨